夏から秋のはやり病

calendar_month[2003/07/17]

A群溶血性レンサ球菌

A群溶血性レンサ球菌による咽頭炎がはやっています。のどが痛く高熱が出ることがあります。放っておくと腎機能が悪くなってしまうことがありますので早めに医療機関にかかってください。

予防はイソジン等によるうがい、手洗いが一番です。なおった後も一度は腎機能の検査を受けると良いでしょう。

マイコプラズマ肺炎

元気な肺炎と呼ばれるくらい症状がある割には元気なので医療機関にかかるのが遅くなる病気です。頑固な乾いた咳(たんがでない)が続き発熱全身倦怠感がある場合この病気が疑われます。

市販の薬ではなかなかなおりません。早く医療機関にかかる必要があります。

ヘルパンギーナ

子供によくみられる病気のひとつで、のどが痛く突然38度から40度の熱が出ます。まれに重症になることがあります。夏かぜの一つです。

手足口病

軽い発熱、のどの痛み、食欲不振で始まり2日位すると手のひら足の裏に小さい水疱が出ます。

これらの病気の予防はイソジン等によるうがいと手洗いが一番です。食事の前および寝る前におこなってください。

うがいについては水だけによるものは効果がありません。少なくとも塩を加えるようにしてください。塩の濃さはかなりしょっぱいくらいが必要です。イソジンも塩も嫌いな方は紅茶によるものも有効です。

方法は一度出した紅茶のだしがらをなべに取りぐつぐつと15分間にてください。冷やした後、こしてペットボトルにでもいれて冷蔵庫に保存すれば1週間は保存可能です。