緊急や災害のときは?

災害に備えて

  • 碧南市防災課で案内されている情報等を確認し、災害時の避難場所の把握やご家族との連絡方法などを決めておきましょう。
    • 標高マップは下記リンクからもダウンロードできます。(予備として当サイトで保存しているものです。ダウンロードに時間がかかります。)
    • 災害時の避難場所(避難所・一時(いっとき)退避場所・火災時退避場所)
      • 避難所:発災後に自宅に戻れない人が一時的に生活する場所です。災害の規模によって開設されない避難所もあります。
      • 一時(いっとき)退避場所:災害発生時に、まず命を守るために避難する場所です。
      • 火災時退避場所:火災が大規模になったときに多くの人が避難できる場所です。すべて屋外の施設です。
    • ※ 地図中のマーカーをクリックして表示される吹き出しコメント内の記号は、「○:使用できます △:上層階であれば使用できます ×:浸水するため使用できません」 を表します。

     

    災害時の対応について

    <医療面での災害時対応>

    外傷、熱傷、打撲、捻挫などは、軽症なら近くの医院、病院への受診が基本。

    <大災害発生時(碧南市)>

    各小学校(日進小除く)内に救急避難所設置。(内科系医師)

    一時救急目的(簡単な怪我の処置、内服)、必要なら2次救急病院へ連絡。

    参考:市職員派遣有り、体育館などへの緊急避難、情報の収集も可能。家族の集合場所として決めておくのがよい。

    <医師会の緊急時への対応>

    外科系医師は各診療所、病院で待機し診療、救急避難所は外科系以外の医師を派遣。

    <救急車を呼ぶ場合>

    負傷者を救急避難所まで運べない時救急車の要請が必要。

    <救急車がくるまでの一般的救急処置>

    救急車が到着までの必要な一般的救急処置

    • (1)状況の確認が必要。今どのような状況かを観察。
    • (2)ついで安全の確保。

    負傷者を安全な場所に運び、二次的事故の発生を防ぐ(事故車を移動など)

    救急処置をする人達も安全な場所で行うことが重要。もちろん負傷者の状況によっては移動させていいのか判断に迷うこともあります。

    <負傷者の状況確認>

    次の3点の確認が基本。

    (1)意識はあるか。

    ない他の人を呼ぶ。救急車への連絡。

    意識確認方法両肩を叩きながらたずねる(急に体をゆすったりしない)

    (2)呼吸確認。

    (息をしているか)胸が動いているか、鼻に手、ティッシューペーパーなど軽い物を当て動くか

    息がない息を吹き込む。

    気道の確保(口から肺までの通り道を確保すること)基本は頭部後屈、あご先挙上,下顎挙上です。

    交通事故などで首の骨が折れている可能性がある時は下顎挙上法が安全。

    (3)循環確認。

    心臓が動いているか。

    直接胸に耳を当て心臓の音が聞こえない。頚などの動脈でどきどきがふれない。

    心臓マッサージ、救急車依頼。

    簡単な人工呼吸

    人工呼吸は気道を確保し、相手の口に直接自分の口をつけ息を吹き込む。ハンカチなどを口に当てて行う。

    赤ん坊などは鼻と口の両方に口を当てて行う。

    (体重50kg成人では一回に約500ml、大体ペットボトルひとつ分をゆっくり2秒以上かけて吹き込む。人工呼吸により負傷者の胸があがってることを確認。)

    <心臓マッサージと人工呼吸>

    大人両側の乳首を結んだ真ん中に両手をあて体重をかける。

    子供片手で心マッサージを行う。

    赤ん坊指で行い1分間に100回ぐらいが目安

    一人で行う場合
     心臓マッサージ15回に人工呼吸2回行う


    2人で行う場合
     5回心マッサージ、1回人工呼吸


    救急車は平常時には5分から6分できます。救急隊員がくるまで続ける。救急蘇生法はこのように文章で言われてもなかなかやったことのない人はわかりません。自分で体験することが一番大切。

    救急蘇生法講習会に参加すること

    日時は市の広報、市役所で確認、是非参加して体験し災害に備えてください。

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