菊と鶏頭

作:山中 寛三 会員

近くに住んでいる、私より1歳若い山中久男さんの夫人が菊と鶏頭を1抱え持って来てくれた。早速大きな花器に活けて玄関に飾った。菊の花の色は今まで見たこともないような見事な色である。鶏頭も今までのものよりふんわりとして色も見事である。
 早速写生したのが此の画であるが、私の腕ではこの美しさを描き表すことは出来なかった。若々しい画になって私は満足している。