咽頭結膜炎については、例年6月頃から徐々に増加しはじめ、7~8月にピークを示す「夏かぜ」の一つで、プールを介して流行することが多いので、プール熱とも呼ばれています。通常の感染経路は飛沫感染ですが、プールでは眼やのどの粘膜からの感染も考えられており、水泳指導時には特に注意が必要です。
ついては、学校における咽頭結膜炎の感染拡大防止のため、下記の事項に留意し、適切に対応されるようお願いいたします。
- 1)学校において児童生徒等の健康観察を十分に行うとともに、学校や地域における患者発生状況を把握する。
- 2)手洗いやうがいを励行するなど、普段から予防のための指導を充実させる。
- 3)水泳前後のシャワーの励行やプールの環境衛生管理の徹底を図るなど、予防措置を充実させる。