インフルエンザ注意報が発令されました
愛知県では、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に基づき、県内195か所の医療機関を定点として、インフルエンザについて発生動向調査を実施しています。この調査結果が、国立感染症研究所が定める警報の指標「10」を上回る地域があったことから、インフルエンザ注意報が発令(2023/10/26)されました。
愛知県におけるインフルエンザの発生状況について
愛知県衛生研究所のウェブサイトや愛知県感染症対策課の愛知県インフルエンザ情報ポータルサイトにおいて、今シーズンのインフルエンザ発生状況などについて情報提供しています。
令和5年度 碧南市内のインルエンザ患者数の推移
10/16-10/21 | 10/23-10/29 | 10/30-11/5 | 11/6-11/10 | 11/13-11/18 | 11/20-11/25 | |
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患者数(延べ人数) | 202人 | 321人 | 375人 |
※医師会員医療機関からの報告分を掲載しています(随時更新)
インフルエンザについて
鼻水、くしゃみ、咳など一般的な風邪の症状に加えて、突然の38度以上の発熱や頭痛、関節痛、筋肉痛などの全身の症状が現れます。
また、小児では急性脳症、高齢者や免疫力の低下している方では肺炎を伴う等、重症になることがあります。
インフルエンザの予防・治療について
- 咳などの症状がある場合は、マスクを着用するなど「咳エチケット(注2)」を心がけましょう。
- 外出後等には、流水・石鹸で手洗いをしましょう。
- 室内では加湿器等で適度な湿度を保つようにしましょう。
- 十分な休養とバランスの取れた食事心がけましょう。
- インフルエンザワクチンの接種を希望する方は早めに接種を受けましょう。
- インフルエンザが流行してきたら、人混みや繁華街への外出を控えましょう。
- かかった時は早めに医療機関を受診し、休養をとりましょう。水分を十分に補給しましょう。
- 小児、未成年の患者では、急に走り出す、部屋から飛び出そうとする、ウロウロと徘徊する等の異常行動を起こすおそれがあるので、自宅で療養する場合は、少なくとも2日間、保護者等は小児、未成年者が一人にならないよう配慮しましょう。また、これに加え、小児・未成年者が「容易に住居外に飛び出さないための対策(注3)」をとるよう心がけましょう。
注2) 咳エチケットとは?
- 咳、くしゃみが出たら、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。マスクをもっていない場合は、ティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1m以上離れましょう。
- 鼻汁、痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨てましょう。
- 咳をしている人にマスクの着用をお願いしましょう。
注3) 容易に住居外に飛び出さないための対策とは?
・高層階の住居の場合・一戸建ての場合
- 玄関や全ての部屋の窓の施錠を確実に行いましょう。(内鍵、補助錠がある場合はその活用を含みます。)
- ベランダに面していない部屋で寝かせましょう。
- 窓に格子のある部屋がある場合にはその部屋で寝かせましょう。
- 上記対策に加え、できる限り1階で寝かせましょう。
※ 本ページの内容は愛知県感染症対策局感染症対策課医療体制整備室が発表した「インフルエンザ注意報を発令します」ページから引用しています。