講師：堀尾靜（ 平成11年9月10日講演）
老人健康審査の必要性と有用性について話をしました。一般健診，肺がん検診，乳癌検診，胃がん検診，大腸がん検診の各検診の内容の説明と得られる利点及び不備な点も説明しました。又，当市での検診の受診率及びがん発見の実績についても言及しました。このような検診を受けるか受けないかは，各個人の生活史や生命観によるのでしょうが，行政が企画する高齢者の健康管理を利用しないのは勿体無いのではないかと自説を述べました。病気を早く見つけることの他に，反対に何も異常が見つからなかったという安心が毎日を楽しく生活する事によい影響を与えるのではないかと受診を勧めました。